REDCapについて

  •  REDCap(Research Electronic Data Capture)とは、米国Vanderbilt大学が開発したEDC(Electronic Data Capture)と呼ばれる臨床データを電子的に収集するシステムであり、臨床医・看護師などIT専門家でなくとも誰でもWEB上でデータベースの構築と管理ができ、多施設からデータを簡単安全に集積できるシステムです。
     アカデミック医学研究では世界標準の臨床研究支援ツールとして利用されています。
     京都大学医学部附属病院は、Vanderbilt大学と正式にライセンス契約を締結し、システムの使用権が許諾され、京大病院の皆様にご使用していただくことが可能になりました。京大病院が主体である多施設共同研究については学外の方も利用することができます。
  • REDCapの機能

  • 主な機能
    • Webベースの安全なシステム
    • セットアップが簡単
    • 多彩な出力形式に対応
    • 入力型、値の範囲、入力条件による表示項目の分岐制御などが可能
    • 監査証跡機能(変更履歴がログで残る)

    • システム利用責任者(担当者)
      入力時チェック機能、CRF画面構築機能、役割設定機能、監査証跡機能など

      一般ユーザ
      データ入力・編集機能、レポート出力機能、各種ファイル管理機能など